あなたはいつもお正月のおせち料理を作っていますか?
年賀状じまいする人が増えているように、最近ではお正月もおせち料理ではなく、ちょっと豪華な普通のお料理にするご家庭も増えてきましたし、昔のように重箱に色とりどりのお料理を詰めるおせち料理は、作るというよりは何万円も出して買う時代です。
我が家は、これまでは夫の実家で過ごしていたため、義母がある程度用意をしてくれていたので作る機会がほぼありませんでした。
でも、日本人女性として、おせち料理を作る機会も少しはあったほうがいいかなと思い、今回は手始めとしてライトな感じの簡単おせちを作ろうという気持ちになりました。
そこで、とても参考になった動画がいくつかありましたので、ご紹介したいと思います。
もくじ
おせち料理の由来は?いつからあるの?

おせち料理は漢字で御節料理と書きます。
御節というのは、元旦や五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)の節目のことです。この節目とは、農作物の収穫の喜びを神様に感謝する季節のタイミングで、人々の生活に一つの区切りがつく日とされています。
無事収穫できた作物への感謝を込め、神様にお供えする日を「節供(せっく)」と呼び、その日に、大漁や豊作を願い、自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」といいます。
こうした御節を祝うために神様にお供え食べたもの「御節句(おせちく)」というのですが、元々お正月のみに食べる料理というわけではありませんでした。
ちなみに、おせち料理はいつからあるのでしょうか。
答えは弥生時代。
弥生時代に中国から伝わったことに始まり、江戸時代後期に現代に近い形になったと言われていますが、実際に定着したのは奈良時代だったようです。
本来のおせちの料理の意味は?

本来のおせちの中には、決まったお料理が入っていますよね。
昔ながらの具材は以下の通り。
- 栗きんとん・・・黄金色をしていることから財宝にたとえられ、金運を呼ぶ。
- 数の子・・・ニシンの卵である数の子は数が多いことから子孫繁栄を願う。
- エビ・・・エビの姿にたとえ、腰が曲がるまで長生きするように長寿祈願。
- 昆布巻・・・「喜ぶ」にかけて縁起をかつぎ、健康長寿を願うなど。
この具材の意味やおせちの由来について、アニメで分かりやすいYou Tube先生を見つけました。
引用元:You Tube
また、以下の具材も現代のおせち料理には入っていることがほとんどです。
それぞれの意味も知っておきましょう。
- 鯛・・・「めでたい」に通じる語呂合わせ。鯛は恵比寿様が持っていることから、江戸時代に始まった七福神信仰とも結びついている。
- ブリの照焼・・・大きさによって名前が変わる「出世魚」の代表格なことから、立身出世を願う縁起物。
- 田作り・・・片口イワシを撒いて豊作となった田畑があったことから、五穀豊穣を願う。
- 紅白かまぼこ・・・半月かまぼこは日の出を表す。赤は慶び、白は神聖の意味を持つ。
- 紅白なます・・・紅と白のお祝いの水引を表現したもの。
- 黒豆・・・邪気を払い、勤勉に働くことや健康で丈夫に過ごせることを願う。
- 煮しめ・・・土の中で根を張る根菜が中心で、末永い幸せを願う。
- 伊達巻・・・しゃれた身なりの伊達者にカステラかまぼこが似ていたことに由来。書が巻物にされていたことから、知識が増えることを願う。
おせちは難しい!という常識をくつがえす簡単ワンプレート

実際に、自分できちんとしたおせちを作るとなると、一つ一つの料理を手がけなければならないのはかなり大変ですよね。
それに、おせち料理ってどうしても同じ料理ばかりで飽きてしまい、最終的には食べきれず処理に困ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
ということで、食べきりサイズのワンプレートおせちが現代にはぴったりなのではないかと思い、それを教えてくれるYou Tube先生を探してみました。
まずは、こちらのisrabonitaさんが運営するおせち動画がシンプルで分かりやすいです!
引用元:You Tube
こういう和食器に盛り付けたら素敵ですね!
黒真珠8.5平皿 皿 プレート 和風 ディナプレート 丸皿 和食器 丸皿(大)25cm〜30cm 業務用 約26.8cm
簡単で見栄えも華やかなワンプレートおせちで、気分も盛り上がります。
また、もう少し家庭的なおせちも魅力です。
かっちゃんねるが運営するこちらの「簡単おせち」動画も、一般的な主婦が作るおせちとしてとても参考になります。
引用元:You Tube
プレートは、なるべく普段遣いできるようなお皿を選ぶと無駄なく活用できますね!

簡単でおしゃれなおせちの作り方を学ぶ!
普段のお料理の延長で作れる簡単でおしゃれなワンプレートおせちは、忙しい現代のスタンダードになるかもしれませんね。
我が家も、これから毎年楽しみながら作ってみたいと思います。