ワイン好きには欠かせないおつまみの一つとして、パテ・ド・カンパーニュという料理があります。
田舎風パテとも言われていますが、私も大好物です。
ただ、作るとなると難しい感じがしていたので、いつもデパ地下で数切れだけ買って自宅で好きなワインと楽しむだけでした。
しかし、新型コロナウィルスの影響での行動自粛に伴い、デパートへも行かなくなってしまったので、買う機会もなくなってしまいました。
そろそろ食べたくなったので、この機会に自宅で作ってみようと思い立ちました。
ということで、今回はワインに合う本格的なパテドカンパーニュの作り方を学んでいこうと思います!
もくじ
パテドカンパーニュって何?

ワインが好きな人には割と有名な料理パテ・ド・カンパーニュ。
フランスの料理です。
「パテ」とは、簡単に言えば肉やレバーのペーストのことです。
今回学ぶパテ・ド・カンパーニュとは、「田舎風のパテ」ともいいますが、豚や鶏のミンチに鶏レバーを混ぜ込んで焼くクラシックな料理です。
もともとはパイ生地で包むのが一般的でしたが、近年はパイで包まずテリーヌ型で焼成しただけのものや、ベーコンを巻いたり、鴨や仔牛、ジビエ肉などでも作られているようです。
実際に私がデパ地下で買ったパテ・ド・カンパーニュでも、エゾシカ肉で作られたものもありました。
ちなみに、アメリカで「パテ」というと、ハンバーガーに挟む肉のことです。
パテドカンパーニュは保存期間が長いので、作ったら切り分けてゆっくり(1週間くらいは)楽しめますね。ワインと最高に合います!
パテドカンパーニュを作るときの道具をチェック!

さっそく作るにあたって必要な道具と材料をチェックしていきましょう!
まずは基本の道具から。
まな板や包丁、フライパンやオーブンなどの基本的な道具の他に、以下の道具が必要です。
- フードプロセッサー
- テリーヌ型(パウンド型)
- アルミホイル(蓋がなければ)
テリーヌ型は、このような感じの蓋付きの陶器ものがベストのようですが、結構値が張るので、違うもので代用するのもアリです!

ちなみに私は、テリーヌ型ではなくこちらのパウンド型が家にあったのでそれを代用しました。蓋の代わりにアルミホイルを使用します。

そして、フードプロセッサーも必須ですね。
ない場合は包丁で刻んでも良いと思います。
フードプロセッサーは持っていると料理の幅がかなり広がります!
パテドカンパーニュの本格的な作り方を学ぶ!

パテドカンパーニュは、材料を変えるとバリエーションも幅広くなるので、たくさん楽しめそうです。
今回は、フレンチレストランやビストロでも出てきそうな本格的なパテドカンパーニュを自宅でも作ってみたいと思い、作り方が分かりやすいYouTube先生の動画を探してみました。
オーソドックスなパテドカンパーニュの作り方をチェック!
まず見つけたのがこちらの飲食店独立学校 /こうせい校長さんの動画。
オーソドックスなパテドカンパーニュだと思います。
パテドカンパーニュの他にも美味しそうな料理の作り方がたくさんアップされています!
引用元:YouTube
- 豚肩ロース 360g
- 豚背脂 270g
- 牛肩ロース 210g
- 鶏レバー(ハツ込み) 240g ・
- ベーコンスライス2mm 10枚
- ポートワイン 20cc
- 牛乳 30cc
- パン粉 100g
- コーンスターチ 10g
- 卵 1個 ・塩 10g
- ブラックペッパー 20回(0.5g)
- 玉ねぎ 120g
- にんにく 3個
- ローリエ 3枚
- タイム 2本
背脂って普段は買う機会が少ないと思うのですが、お肉屋さんやスーパーで取り扱っていることもありますし、今はネットでも買えますね。
このパテドカンパーニュは、私が数多く食べたことのあるオーソドックスな味だと感じました!
作ってみたい変わり種の本格パテドカンパーニュ
次に、ぜひ作ってみたい変わり種の本格パテドカンパーニュの作り方です。
まずは、鴨肉とドライいちじくを使ったもの。
こちらの【AKIのモノローグ】さんの動画は、すごく美味しそうだったので!
ちなみに、別の動画でも「プロ級のラグーソース」の作り方も気になりました。
引用元:YouTube
- 各種ひき肉 1000g
- 玉ねぎ 200g
- にんにく 30g
- 牛乳 300cc
- 塩 24~26g
- 卵 2個
- ドライイチジク100g
- 黒こしょう 適量
- ナツメグ/キャトルエピヌ 適量
- 網脂(クレピーヌ) 適量
各種ひき肉1000gというざっくりした記載でしたので、さきほどのオーソドックスなパテドカンパーニュの材料を参考に置き換えてみることにしました。
- 鴨肉 360g
- 豚背脂 270g
- 豚肩ロース 210g
- 鶏レバー(ハツ込み) 240g
ちなみに、キャトルエピヌというのは、フランス語で、4つのスパイスという意味。
ペッパー、ナツメグ、ジンジャー、クローブ という4種類を合わせたものです。
スーパーなどでは、クォーターエピスという名前で売っています。

スパイスを加えるだけでも、本格的な味わいになるから不思議です!
アレンジしてピスタチオやレッドキドニービーンズなどを入れるのも美味しそうですね。
付け合せは、市販のミックスリーフなどを添えれば綺麗に盛り付けできます!
パテドカンパーニュでおうちワイン会!

どうしてもフレンチレストランやビストロでワインを頼むと、1杯800円~というのが一般的ですよね。
気軽に楽しめる価格ではない…というのが正直なところ。
せっかく自宅で作るのですから、ワインもリーズナブルなハウスワインで楽しみましょう。
合わせるワインは何でもOK。
ただ、パテドカンパーニュはお肉の料理ですので、赤ワインのほうが合うかもしれません。
自宅で気軽に楽しみたい時は、私はいつもセイコーマートのデイリーワインを購入しています。コンビニと侮るなかれ、リーズナブルでコスパの高いワインがラインナップされています。
G7シリーズはどの味も期待を裏切らないワイン。
500円ほどの価格で、かなりクオリティが高いんです。

種類もかなり豊富です!
カベルネ・ソーヴィニヨン | メルロー | カルメネーレ | カベルネ・ソーヴィニヨン グランレゼルバ | ソーヴィニヨン・ブラン | シャルドネ | シャルドネ・レゼルバ | スパークリング
ネットでも購入できるので、飲み比べも楽しいですよ!
ぶどうの品種などについてもYouTube先生から学びましょう!>

パテ・ド・カンパーニュの本格的な作り方を学ぶ!まとめ
パテドカンパーニュは、自分では作るのは難しいと思いこんでいましたが、材料さえあれば簡単に作れました!
手作りパテドカンパーニュとバゲット、そしてお気に入りのチーズとワインがあれば、気軽に自宅ワイン会を楽しめそうです。
おうちで充実した時間を過ごすためにマスターしたいですね!