職場の同僚がとっても可愛いキーホルダーを持っていて、
いろいろ聞いてみたところ、どうやら手作りとのこと。
「羊毛フェルト」という手芸なのだとか。
作った人のセンスにもよるのでしょうけれど、
こんなにキュートな作品が手作りできるのだと、かなり感激してしまいました。
ということで、いずれやってみたい習い事ストックとして
今回は「羊毛フェルト」の作り方をYou Tube先生でチェックしてみました。
また新しい世界が広がりました。
やりたいことがたくさんありすぎて、時間が足りません(笑)
もくじ
羊毛フェルトってどんなもの?
私は今回始めて「羊毛フェルト」という言葉を聞きました。
ググるとこのような説明が。
羊毛フェルトとは、羊毛を特殊な針でつつく事で、繊維を絡めながら任意の形に成形できる手芸の一種。ニードルフェルト(Needle Felting)とも呼ばれる。
引用元:Wikipedia
羊毛フェルトでは、いろいろなものが作品として作れるようです。
形としては、動物や食べ物などをモチーフとしたマスコットやブローチが多く、愛好家の方の作品なども、ブログや本などで数多く公開されています。
キュートなタイプの作品から、かなりリアルな作品まで、作家さんによってタイプは様々です。
Instagramでは、たくさんの作品が公開されていて見ていて飽きません。
かわいい作品で心がほっこりあたたかくなりますね!
個人的には、どちらかというとキュートなタイプの作品が作りたいです!
【準備編】羊毛フェルトの道具と材料は?

羊毛フェルトを始めるにあたって、必要なものをまとめてみました。
基本の道具
まずは最低限用意したほうが良い道具をチェックしました。
- フェルティング用ニードル(針)
- 専用マット
- 羊毛フェルト
- 羊毛わたわた
- 差し目
- ハサミ
フェルティング用ニードル(針)
羊毛フェルトを作るための専用の特殊な針です。
針の先に何箇所か仕掛けのくぼみがあり、その部分に羊毛を引っ掛けて絡ませることで、フワフワの糸を固めて形作っていくので、このフェルティング用ニードル(針)がないと始まりません。

針のサイズは、レギュラーと極細の2種類があるそうですが、初心者には比較的折れにくいレギュラーの針が良いそう。
ちなみに、持ちにくい場合は専用の持ち手があるとやりやすいとか。

使い方によっては、すぐ折れてしまうようなので、数本用意しておいたほうが良いですね。
100円ショップのダイソーは、羊毛フェルトグッズが充実しているようで、ニードルもこのあとご説明する羊毛フェルトも商品があります。

気軽にチャレンジできますね!
専用マット
フェルティング用の専用マットは、作品を作る際の台になる部分です。
カラーがホワイトとブラック2種類あるので、作る作品の色ごとに使い分けるのが理想のようです。

ただ、楽天などで見るとホワイトは多数あるのですが、ブラックがなかなか見当たらないので、Amazonや楽天でブラックのマットが入っているスターターキットを買うのが良いかもしれません。
↓こちらはホワイトのマット入り。

羊毛フェルト
羊毛フェルトは、作品自体の材料です。
種類は2種類。素材は以下の通りです。
- 羊毛フェルト…羊の毛
- アクリルフェルト…アクリル繊維
いろいろ調べたところ、羊毛よりアクリルのほうが、フェルティングという固める作業が早くでき、初心者にとっての扱いやすさはアクリル素材に軍配が上がるようです。
ただ、だからといってアクリルが良いということではなく、羊毛を扱うメリットもかなりあるようです。
カラー(数) | 色の混ざり方 | 固さ | |
羊毛フェルト | 100色以上 | ◎ | 柔らかめ |
アクリルフェルト | 30色程度 | ◯ | 少し固く弾力がある |
ちなみに、アクリルフェルトはハマナカというブランドのアクレーヌが有名だとか。

初心者のうちはアクレーヌで練習をして、慣れてきたら羊毛フェルトでチャレンジしてみると良さそうです。
あとは、作りたい色があるかどうかなので、アクレーヌに色がなければ羊毛フェルトですね。

また、ダイソーなどの100円ショップでも、羊毛フェルトのセットが売っています。

キャラクターごとのフェルトキットもラインアップされているので、初心者にとっては始めやすいですね!
羊毛わたわた
羊毛を大量に消費しなくても済むように、芯になる部分に使う綿です。

差し目
マスコットを作る際に、目の部分になるものです。

手芸屋さんやダイソーにも売っていますね。
羊毛でも目は作れるとのことですが、挿し目のほうがより可愛く仕上がるので必須ですね!
ハサミ
ハサミは、作品の毛羽立ちなどをカットするために使うそうです。
手芸用の小さめのハサミか、糸切りバサミでもOK。


あると便利な道具
基本の道具と材料の他に、あったら便利なものをチェックしてまとめました。
大抵のものはわかりますが、一部よく知らない道具があったので補足として下に載せました。
- 強力ボンド
- 目打ち
- テクノロート
- まち針
- フェルト(シート状)
- 指サック
<目打ち>
目打ちは、マスコットの目の部分などに穴を空ける際に使用。

<テクノロート>
テクノロートは細い針金のようなもので、作品の中に入れて使うことで、形状をしっかりさせることができたり、動かせるようにできたりするそうです。

ちなみにテクノロートは、マスクのノーズフィッターとしても使われることもあります。
指サック
指サックは、羊毛フェルト用の指サックです。
針を持つ方の手に使うのではなく、フェルトを抑える方の手で使います。

針を手に刺す恐れがあるので、これを装着することで安心して作業に取り組めるそうです。
道具の準備は、ネットでサクッと行うと始めるモチベーションをキープできますね。
今回の羊毛フェルトを学ぶにあたって、一番参考にさせていただいたYou Tube先生は、「ちまちま羊毛フェルトチャンネル」さんです。
こちらのチャンネルでは「羊毛フェルト」に関する初心者向けの無料レッスンから、とってもかわいい作品の作り方までたくさんの動画をアップされています。
とても分かりやすく丁寧に解説されているので、何も分からない初心者にとって本当に重宝する動画ばかりです。テンポも良く、サクサク視聴できます!
道具の説明も、こちらの動画1本拝見すればOKですね。
引用元:You Tube
また、ニードルの使い方は、次のレッスン2を拝見して、しっかり理解しておくとスムーズだと思われます。
引用元:You Tube
しっかり準備をして、実践に備えたいですね!
【基礎編】初心者向け羊毛フェルトの作り方を学ぶ

まずは、手始めに基本の形作りを学ぶ動画をチェックです!
さきほどご紹介した「ちまちま羊毛フェルトチャンネル」さんの無料レッスン3と4で、基本の形を練習です。
<丸(ボール)の作り方の無料レッスン>
引用元:You Tube
<いろいろな形の無料レッスン>
引用元:You Tube
羊毛フェルトは、様々な作品をチェックしたところ、形を組み合わせて作るので、まずは1つ1つの形をきれいに成形していく技術が求められますね。
また、表面を綺麗に仕上げるコツなどもアップされていますので、一通りチェックしたほうが上達は早そうです!
先生と同じようなキレイな形にするまでには、ちょっと時間がかかりそうです。
【応用編】形を組み合わせて動きをつけたい!
全身のマスコットを作る際に、手足も動く作り方をチェックしてみました。
ひまちく工房/ 羊毛フェルトさんの動画では、テディベアをもとに応用の作り方を説明されています。
パーツ同士のくっつけ方(接続の仕方)を学ばせていただきます。
また、全身のマスコットを作る際には、手足の動きも出したいので、こちらの動画をチェック!テクノロートの使い方もとても参考になりますね。
引用元:You Tube
この動画の他にも、勉強になる基礎知識の動画などが満載です。
今回ご紹介したお二人のたくさんの動画で、かなりレベルアップできそうです!
作ってみたい!初心者向け羊毛フェルト作品リスト!
何をするにしても、やはりお手本を忠実に真似するのが一番上達が早いですよね。
ここでは、初心者でも作れそうなものをピックアップするとともに、こんなものも作れるの!?という作品もご紹介してみたいと思います。
自分にも作れそう!初心者向け作品リスト
まず、「ちまちま羊毛フェルトチャンネル」さんの作られるマスコットが、どれもとっても可愛くてファンになってしまいました!
動物を始め、お花や食べ物をモチーフとした羊毛フェルトの作品の作り方動画が数十個ある中で、初心者の私にも作りやすそうかなと思ったものをピックアップしてみました。(想像とは違うかもしれませんが)
引用元:You Tube
引用元:You Tube
食べ物がモチーフの作品は、細かい部分が少ないので私にも作れそうだと感じました。
また、動物でも胴体が大きく単純なものを手始めに慣れていくと良さそうですね。
引用元:You Tube
羊毛フェルトで!?憧れの作品リスト
羊毛フェルトで作れる作品の雰囲気は様々。
こちらのてしごとままさんの作品ように、リアルな感じを出す感じも素敵ですね!
どの作品もとってもリアルで、動画で見ていると本物かと間違うくらいです(サイズ感は全然違いますが)
引用元:You Tube
こちらのたこぼうやちゃんねるさんの動画では、「ポケモン」や「集まれどうぶつの森」のキャラクターの作り方動画を数多くアップされています。
アニメのキャラクターなどを作れるようになったら、子供が喜びそうです。
引用元:You Tube
これからどんどん技術を磨き、こういった作品が作れるようになれば、自分や誰かの好きなキャラクターでカラーやポーズを変えてみたり、アレンジして新しいものを生み出すことができそうですね。
まとめ
ということで、今回は羊毛フェルトの魅力について迫ってみました。
作り方を見ているだけでは上達しなさそうですので、時間ができたらチャレンジしていきたいと思います。
もっと効率よく学びたい場合は、有料ですがこちらの動画レッスンが良いかもれません!
羊毛フェルトをはじめるなら!MIROOM (ミルーム)
世の中には自分の知らない世界がたくさんあるのだということを、最近本当によく感じます。
ちょっと見ているだけでもだいぶ学びにつながるので、次のステップは「やってみる」ということですね。
もっと視野を広げて人生を彩っていきましょう!